私が電子書籍を出版し始めたのは、2019年8月。
人事関連の仕事に長年携わってきた経験やノウハウを本にしたいと、知り合いで出版した人にお願いして、編集者を紹介してもらい、商業出版を目指して、いろいろな出版社に企画書を送りました。
セミナーや研修会では、「とても役にたった」「勉強になった」と言われることが多く、社会的にも意義がある内容だと思っていたのですが、出版に対して返ってくる返事は、どれも期待していたものではありませんでした。
何社か出版社に企画を持ち込む中でわかったのは、商業出版するには、本の内容ももちろん大事ですが、それよりもどれくらい売れそうか、著者が知名度があって売れる見込みがあるのかと言うことでした。
しかし、出版方法や企画書の書き方をいろいろ情報収取しているうちに、電子書籍という方法があることがわかりました。
電子書籍なんて、商業出版したものではないし、なんかカッコつかない・・・なんて思っていたのですが、電子書籍を出版したところ、今まで想像もつかなかったような展開がありました。
例えば、次のようなことです。
・NHK「ニュースウオッチ9」「おはよう日本」に専門家として出演
・人事部のポータルサイト「HRプロ」のコラムを定期執筆
・「ABEMA Prime」に専門家として出演
・「DIAMOND online」の記事でインタビュー
・講演依頼依頼が増えた
・雑誌原稿の依頼が増えた
・一部上場企業のコンサルティングが決まった
・集客リストが自然と集まる
電子書籍は、本を単に電子にしたものではありません。活用次第によっては、集客に役立つマーケティングツールやブランディングの強力な武器になります。